仕事の価値観3~会議~

ほぼ100%の会社が行うこと、それは会議です。皆さんの会社はどういった会議を行っていますか。僕の会社はおそらく会議は多い方で「経営会議」「技術会議」「営業会議」「品質会議」「生産調整会議」など、あげればきりがないくらい会議だらけです。

 

会議に加えて報告会とかもたくさんありすぎて、会議会社になってます。さらに会議という名称になってますが、ほとんどは実績を言う報告会になってます。ちなみに僕は製造業に従事しています。製造業という業種上、生産実績や不良率など毎月報告をしているみたいです。

 

(ここから以下はうちの会社に限った話だと思いますので、あしからず)

 

僕の仕事に対する価値観では8割くらいは、いらない会議ではないかなと思います。なぜかと言いますと僕は技術という部署に所属していて、製造技術や開発といった未知の事に取り組んでいます。未知の事に取り組んでいて、個別に相談して解決したり見えてきたりすることはあるのですが、会議で良い方向性や結果が生み出された試しがないことと、僕に関わる案件以外の会議に出たところで大した情報もなく、僕が抱えている課題は何一つ解決されないという理由が挙げられます。

 

言い方は本当に良くないのですが、他の部署の情報など関係ないのでどうでもいいんです。何の議論もない会議に出て2時間とか過ごすよりも、実務をやった方がはるかに仕事がはかどりますし、結果が出ます。ということで、僕は強制参加の会議以外はあまり参加しません。

 

会議で自由闊達な議論が出来て、短時間で方向性や結論が導ければ価値的で参加する意義もあるかもしれませんね。ただ、うちの会社ではあまりそういう会議は行われていません。報告会ばかりなのですが、無駄の極みですね。

 

しかも報告会が多い会社に限って、発表資料や発表だけに無駄に力を入れる人が必ずいるんですね。僕はそういった人のことをパフォーマーと呼んでます。結局、上の人がいて昇給や昇進に関わるので中身・内容がないことでも、あたかもやってますかのように見せる技術ですね。

 

社内の発表資料の作成に10時間以上使って残業代を稼いでいる人もいるくらいなので困ったものです。なぜそんなに時間がかかるかを会議して効率化した方がよいくらいですね。

 

ネットの記事にも載ってる世界トップ企業「トヨタ」「google」「amazon」など会議の質が違うことが書かれていたりします。トヨタgoogleに知り合いはいませんので、詳細は知りませんが、本当ではないかと思います。結局、会社という組織は人で決まります。人で決まるということは会議のスタンスも会社によって変わって当然だと思います。

 

世界の最先端をいくような会社ですので、会議の目的と内容にもよるかもしれませんが、かなりクリエイティブな会議が行われていることと思います。僕みたいなレベルの人間だと全くついていけないでしょうね。

 

皆さんの会社はどうですか。また、皆さんの価値観はどうですか。会議一つにとっても当たり前と思ってはいけないと思います。この会議をやる必要があるのか、また参加する必要があるのかという疑問を常に抱くことが仕事の効率化の一歩であると勝手ながら信じております。